ダイビングの指導団体とは
全てのダイビングショップは指導団体という所に所属した上で
ライセンス講習などを行っています。
この指導団体が、ライセンス講習に使う書類や教材などを作成し
Cカードの発行まで行っています。
ダイビング協会の本部みたいなイメージを
もってもらえれば分かりやすいかも知れません。
国内にある主な指導団体は、細かく30以上に上がりますが
・PADI ・SSI ・NAUI ・BSAC ・SNSI
この5団体です。
これには国内における、Cカード協議会に属し
RSTCというアメリカの世界的な指導基準を満たし
ISO認証を受けている。
この全てをクリアしているのが、この5団体になります。
教材や指導基準がしっかりしていて
最先端を保ち、世界的に認められている
という事になります。
この5団体に所属している、ダイビングショップから
発行されたCカードであれば、国際ライセンスと言えるでしょう。
ISO認証を外せば
・DACS ・CMAS=JEFF ・JCS
・STARS ・KD JAPAN ・JP
・JUDF
などもあります。
( ※2017年12月現在 )
PADI・SSI・NAUIはアメリカ
BSACはイギリス、SNSIはイタリア
で作られた団体です。
一番人気はどこ
世界No.1のシェアは、PADI(パディ)がとっています。
店舗数の多さからも、どの国や地域でも
ダイビング業者であれば知らない人はいないでしょう。
一押ししているわけはありませんが、間違いはありません。
Cカード協議会とRSTCについて
ライセンス講習の指導で、世界基準となっているのが
アメリカのRSTC基準というものです。
数ある指導団体の中から、その指導基準をを満たしている
指導団体が、Cカード協議会に加盟しています。
ダイビングは世界中で楽しまれているので
世界的に認知されている、講習やCカードを
使っていこうというものです。
指導団体が違うと何が違うのか
先にお勧めした、5つの指導団体であれば
世界基準や認証をクリアしているため、国内は勿論
海外でも困る事はないでしょうから、どこでも問題ないでしょう。
講習方法でも大きな違いはありませんが
名前や物の言い方が多少違うくらいです。
ただ指導団体が変わる事で、Cカードのランクの呼び名が変わります。
一般的にエントリーレベルと言われる
最初に取るCカードは、オープンウォーター(OW)と
言われている事が多いです。
これは店舗数が多いPADIが、オープンウォーターダイバーと名付けているからです。
他にも、SSI・SNSIも同様に、オープンウォーターダイバーと付けています。
NAUIだと、スクーバダイバー
BSACだとオーシャンダイバー
となっています。
これから取得を検討している人は、まずこのオープンウォーター(OW)を目指して下さい。
これより下にもランクがあるのですが、そこを取る必要はありません。