減圧症について
ダイブコンピューターは減圧症を予防するために作られています。
そのため減圧症を知り、本来の正しい使い方を
身に付けて欲しいと思います。
減圧症になってしまう原因
ダイビングでは、水圧のかかった圧力の高い空気を呼吸する事になります。
これを続けるほど、体の中に窒素という気体が溜まっていきます。
体内に窒素が溜まった状態で、ダイビングを終えると
陸上と水圧の圧力差によって、体内に残っている窒素が
気泡になり、体に様々な症状を引き起こします。
減圧症の症状
痛みや違和感、湿疹や麻痺、血栓、呼吸や意識障害
最悪の場合は死亡など
その他にも、状況により色々なケースがあります。
減圧症の応急処置や治療
減圧症の疑いがある場合の、応急処置の方法は
純酸素の吸入です。
減圧症には色々な症状がありますが
どの場合でも、とても有効と言われています。
ダイビングする場所に、設置されてる所も多いです。
治療には専門機関で、再圧チャンバーなどの
特殊な治療が必要になります。
減圧症の予防
減圧症の事で一番大切なのは、かからないための
予防をする事です。
1、安全停止をする (5mに3分など)
2、浮上速度をまもる (1分間に9m以下の速さ)
3、無減圧限界時間内の、無理のない範囲で潜る
細かく言うとまだ色々とありますが、まずはこの3つを
覚えておきましょう。
ダイブコンピューターを守っているつもりでも
100%防ぐ事は出来ません。
以上の点に、特に注意して安全ダイビングを
心掛けて下さい。