今回はダイビングのライセンスと潜水士の違いについてです。

ダイビングのライセンスと潜水士は
ほぼ同じと思われている事もありますが
全然違う物です。

ここではその違いについて解説していきたいと思います。

ダイビングの資格・ライセンスとは

まずダイビングのライセンスは、言うまでもなく
スクーバダイビングの資格になります。

10才以上から取得が可能で
仕事ではなく、趣味や遊びとしての
スキューバダイビングを楽しむのに必要なものです。

履歴書の免許・資格の欄などに、一般的には記入できません。

書く場合は、趣味の欄に記入しましょう。

このライセンスがある事で、マリンレジャーとしての
ダイビングが可能で、一般的にはダイビングショップに
ファンダイブを申込み、海を案内してもらいます。

場所によっては、ライセンスを持っている人同士での
バディダイビングも可能です。

 

潜水士とは

一方、潜水士とは国家資格になります。

潜水作業をする仕事に就く事が出来るようになります。

国家資格なので筆記試験に合格する事で交付されます。

筆記試験だけなので、ダイビングライセンスがなくても取得できます。

その為、潜れなくても取れてしまう資格でもあります。

試験の難しさは、やはり国家資格でもある
潜水士の方が、難しいです。

試験項目のカテゴリも、午前2時間・午後2時間に分かれ
潜水業務・送気、潜降及び浮上、高気圧障害、関係法令などと、より専門的です。

資格証の交付を受けるには、18歳以上である必要があります。

取得を考えている場合は、テキストと練習問題を使って
勉強していきましょう。

ダイブマスターやインストラクターであっても
これ用に勉強しないと受かりませんので。。

潜水士は取った方がいいのか

潜水士の資格は、趣味としてしか潜らないのであれば
必要ないです。

インストラクターとして活動したい人や
目指している人は、あった方がいいです。

現地サービスを考えている人は特にです。

沖縄など南西諸島では、潜水士の資格がないと
活動が出来ない地域がありますので
検討している場合は、取得しておきましょう。

沖縄県では県の条例で、潜水業務をするスタッフは
潜水士の資格の保有が義務ずけられていて
僕自身、沖縄でインストラクターをしていた時も
事務所に海上保安庁の方が、直接確認にきた事がありました。