ダイビング後の、ダイブコンてどうしてますか?

  • レギュレーターじゃないし、洗ったり何かしないといけないの。。?
  • ちょっと水かけておわり。。
  • ソーラータイプのダイブコンとかは、電池交換も必要ないし
    メンテとか必要ないんじゃないの?

こんな感じで考えている人は実際とても多いです。

ソーラータイプに関しても、電池が切れる事もないので
使ってない時は放置・・・は、間違いです。

ダイビングに使うという事は
海水にどっぷり漬かっていますので、海水の≪潮≫が
沢山付いています。

潮は目立たない所まで入り込みますので
それらを落としておく必要があります。

海沿いの家に住んでいる人は、塩害なんて言葉を耳にすると思いますが
まさしく海に使用する器材は全て塩害から守る必要があります。

放置がOKなのは潮を落とした後ですね。

ここではダイブコンピューターのお手入れや
アフターケアのやり方について解説していきますので
是非参考にして頂き、

ダイブコンの塩の落とし方(アフターケア)

BCやレギなどは、ダイビンング器材の洗い場で
洗っていると思います。

ダイブコンはどう洗っていますか?

実際には特に洗ってないっていう人がとても多いですが。。

ダイブコンンの洗い方

石鹸付けて洗う訳ではないですが
器材を洗う時や、シャワーを浴びる時に
ダイブコンにもホースで水をかけたりしましょう。

その時には、ダイブコンの≪ボタン部分≫≪水圧を感知する部分≫
それと、カバーに少し≪穴が空いてる部分≫とかあったりします。

そこに水を流し込むように、すすいで下さい。

こういう部分に潮が付いて、時間と共に固まり
接触不良や浸水の原因になります。

ボタン部分について

水中でボタンを押して表示を確認したりする場合は
ボタン部分を、綺麗な真水の中で
何回かカチカチっとボタンを押してあげて
ボタンの隙間に、こびりつきやすい
塩を落としてあげるようにしましょう。

ただボタン部分には、内部にOリングなどが入っていて
稼働しても内部に水が入らないようになっています。

この部分が使用度合いに応じて
劣化してきますので、やり過ぎないようにもしてあげましょう。
(泊りがけのダイビングなら、最終日のラストダイブが終わった後だけ。などでOKです。)

潮抜きの方法

上記に加えて、潮抜きをすると更に安心です。

デジカメとかはよく、真水の入った桶などに浸けておきますが
同様にダイブコンも真水にしばらく付けておきます。

ダイブコンは小さいので、コップに水を入れて
そこに浸けておいでもいいですね。

帰ってきてから一晩浸けておくのがおすすめです。
少なくとも時間にして30分~2時間くらいはやってあげたいです。

器材は乾かしていると思いますが
ダイブコンは水につけときます。

暫らく浸けておく事によって
浸透圧の関係で、付着していた潮が
真水の方に少しずつ流れていきます。

潮抜きの注意点

注意点として、ぬるま湯を使う方法もありますが
ダイブコンの液晶の内部に、温度の変化で湿気を
発生させてしまうと、中から水分で動作不良など
起こす場合がありますので、効果はあるのですが
無難に常温の水が一番です。

同様に氷水も良くないので、気を付けましょう。

ダイビング後に暖かいシャワーを浴びたり
湯船につかってあったまったりしますが
この際は、ダイブコンを外しておく事をお勧めします。

最後に軽くすすぎ

最後に取り出したら、もう一度
軽く水ですすいで終了です。

ここまでやったら、愛情たっぷりですが
面倒な場合は、使用後に水をかけて
少し水に浸けておいて、それで終わりでもいいです。

これでもやるとやらないで大違いです!

バンドの部分なども、塩やサビっぽいのが付いてくると
切れやすくなり、耐久性が落ちるので
使用後に、白っぽくなってる所があったら
潮が残っているので、落としてあげるといいですよ。

潮がついてきた時の対処法

使用に伴い、色んな部分が白っぽくなってきます。

潮が付いている証拠ですので、落としておきましょう。

こすり洗い

細かい部分になる事が多いので
落とす際には、歯ブラシなどを使うのが簡単です。

ハブラシに食器洗い洗剤などをつけて
軽くこすり洗いしていきます。

これでほとんど落ちます。

液晶画面だけは使ってはいけないものがあります。

ベンジン・シンナー・除光液などは絶対に使用しないで下さい!

2度と液晶画面が使用できなくなります!

できればウェットティッシュなども
アルコールが含まれていたりするので使わない方が無難です。

オーバーホール

最終的には電池交換の必要ない
ソーラータイプでも、オーバーホールに
出す事が望ましいです。

数年に一度は、潮が取れない所や
Oリングなど内部パーツの
点検・清掃・交換が必要になるからです。

これは保険と同じような考えで
やっておいていくらかの出費で済んだとも
考えられますし、ダメになるまで使い続ける
人もいます。

オーバーホールまで出していない人が多いですが
簡単な手入れはしてあげて、長く使ってもらいたいと思います。

では大切なダイブコン、大事にしてあげて下さい。