サメやエイの繁殖行動とは
今回はサメ&エイの繁殖行動についてです。
前回にサメとエイの分類について書きました。
タイプは全然違うのに、魚としてはとても近い存在で
分類上でも境目が分かりづらい程です。
で今回は、繁殖行動なるもについてなのですが
まず当方のダイビング海域は伊豆半島が多く
日帰りで普通に行けるのですが
ちょうど取り上げたサメの交尾が
アップされていて、こちらでもちょっとした
特集として取り上げます。
この種特有の交尾に関する特徴
サメやエイは普通の魚とはまた違った
特有の交尾方法があります。
以下にその特徴を紹介します。
オスがもつクラスパー(交尾器)が2本
サメやエイは交接器(クラスパー)を
2本持っていると言われています。
下から見上げれる機会があれば
注目すると分かりやすいです。
これは2対ある腹ビレが変化したからと
言われていて、サメの様にオスがメスに
噛みついて、交尾するやり方には
メスが左右どちら側に来ても、大丈夫なように
こうなったと言われています。
それで2本になっちゃうんだ。。。
すげーな。。。
と単純に思いましたが、すごいのは適応と進化ですよね。
傷だらけになるほどメスに噛みつく
サメならではですが、メスに逃げられない為か
うまく出来るようにか、がっつりオスがかみつきます。
ただ噛まれたメスの方が
それで死んでしまう事もあるらしく
そうなっては本末転倒ですが。。
サメやエイの交尾がわかる動画の紹介
それでは前回に取り上げました
エイのようなサメのカスザメと
エイの交尾動画がアップされましたので紹介します。
サメの場合 メジロザメ
グレイリーフシャークの交尾
メジロザメ系はばっちりかみつきます。
多少、その辺りをウロウロ泳ぎながらというのが多いです。
サメはひっくり返すと動きが止まると言われていますが
その習性で止まるのか、メスが受けいれて止まっているのか
気になる所です。
エイの場合 ヤッコエイ
ヤッコエイは水底でじっとしているのを
見かける事が多いです。
サメに比べれば痛々しくないですが
下から噛みついているのが
なんとなく分かると思います。
サメとエイの中間 カスザメ
エイのようなサメという事で紹介しました
カスザメの交尾です。
普段は砂地でじっとしていますが
この時だけはシャチホコの様に
逆立ちになってます。
どれも個性的ですが、ここでもサメとエイの
近さを感じさせる動画となっています。
交尾方法に見るサメやエイの繁殖行動についてでした。
サメやエイの分類について紹介しています。
https://diving-kizai.com/ssclassification/