ディープストップは流行らない?

ディープストップが流行らない理由

皆さんは普段のダイビングで
ディープストップはされていますでしょうか?

今回は数年前からダイブコンピューターの
機能にも組み込まれた、ディープストップが
定着しない理由についてです。

ディープストップとは

ディープストップは、深い水深まで行った時に
最大水深の半分の水深の所で、一度減圧を
するというものです。

安全停止との違い

安全停止は3~5mの水深で
3分程度の減圧をしてから
水面へ浮上するというものです。

安全停止はOWDの最初の講習の時に
習うので、ほとんどの人が知っているはずです。

昔からやっているダイバーに限っては
時代的にダイブコンピューターもなく
安全停止もなく、浮上速度も速かったので
そういう感覚がないかも知れませんが
今では大体毎回やっていると思います。

そもそもディープストップって習った?

一方、ディープストップの方は
OWD止まりの方は、習っていない可能性が高いです。

ディープダイビング講習などをやった人が
習っているのではと思われます。

ダイバー全体からすれば、ランクアップをしない
OWDの人の方が多いので、すなわち知らない人の方が多いのです。

安全停止との一番の違いは
減圧する水深の違いよりも
知名度や認知度の違いだと考えています。

ファンダイブでそれなりの水深まで
潜りに行ってるけど、ディープストップを
やった経験は少ないのではないでしょうか?

なぜディープストップをやらないか

ディープストップをやらない人が多いのは
その認知の低さもさることながら
ガイドやインストラクターが、ディープストップについて
説明したり、ガイディングに取り入れていないからです。

ダイブコンが対応していない

ディープストップの機能がしっかり入っている
ダイブコンピューターは案外少ないです。

ガイドやイントラであっても、その機能がある
ダイブコンを使ってないこともしばしばです。

対応していないダイブコンでディープストップをするとデコる

例えば、ディープストップの機能があるダイブコンを
ガイドが付けていたとします。

引率されるゲストの方々のダイブコンに
その機能がないとしたら。

30mの水深までグループ全員で潜りに行って
ガイド一人だけ、ダイブコンの機能を使って
ディープストップを行うと、他の方々は
ダイブコン上で減圧停止(DECO)が出てしまいます。

自分のダイブコン表示にDECOが出たら
本能的に浅い水深に戻りたくなりますよね?

そんな時に「この水深で止まりましょう!」
なんて言われたら、「えっ??」ってなるものです。

その水深にいすわると、減圧停止の時間が
どんどん長くなり、場合によっては水面に
浮上できなくなります。

不安にもさせますし、減圧表示も色々と
都合悪くなってきますので
中々やりづらいんですね。

事前に設定が必要

ダイブコンでもディープストップをする場合は
事前にそう設定しておかないといけません。

全員のダイブコンが、安全停止のように
その水深に来たら、自動的にディープストップ表示が
出るようにならないと、今後も流行らないでしょう。

ディープストップに否定的な面

最近の減圧理論では、ディープストップとやる事で
窒素が抜けるどころか、多く溜め込んでしまう場合があります。

ディープストップは、行う時間が難しい為
やらないで、安全停止をしっかり行う事が
一番無難で減圧症の予防に効果的と
言われています。

結果ディープストップはやるべきか

これらを踏まえて、安全停止は絶対やった方がいい!

ディープストップは窒素量が増えたりと
良くない方向に行く可能性があるので
別にやらなくていい!

という所に行き着きました。

とはいえ安全停止も、長くやりすぎると
窒素的に良くない場合があるので
こちらもほどほどにしておきましょう。

浅場で長々と潜ってて減圧症と言う例も
増えていますので、皆さんもお気を付け下さい。

それでは今回はディープストップが
流行らない理由についてでした。