今回はダイブコンピューターの電池交換についてです。
バッテリー交換ともよく言われます。
ダイブコンピューターは、時計機能も付いているので
実際にダイビングに使っていない時も
少しずつ電池を消耗していってます。
ダイブコンピューターの電池寿命
ソーラーでない電池が入っているタイプは
一般的に3年もしくはダイビング本数50本~100本で
電池交換になる機種が多いです。
電池持ちがいい機種で7年のタイプもありますが
コンパクトでない機種が多いです。
(四角形で大きめのタイプに多い)
電池交換が必要になった時にはどうしたらいい?
では実際に電池交換が必要になった場合は
どうすれば宜しいでしょうか?
1、業者やメーカーに依頼する
2、自分で電池交換する。
この二通りになるわけですが、どちらになるかは機種次第です。
業者に依頼する場合
近くの都市型プロショップ・器材量販店・ネットショップ・潜りに行く現地型ダイビングショップ・器材のオーバーホールセンターなどがあります。
よく利用する所があれば、そこにお願いするといいでしょう。
買われたお店でも、電池交換は出来ない所も多いので
事前に問い合わせる必要があります。
代金は一般的に、6千円位が相場となっています。
そして期間は2週間くらいを目安として考えておきましょう。
保証書がある場合は、ダイブコンと一緒に同封して
郵送するか、持ちこみます。
自分で電池交換する
自分で電池交換できるタイプはある程度限られています。
SUUNTOやTUSAの一部の機種が
世間に流通している中では代表的なタイプです。
ダイブコンの裏側に、500円玉などのコインで
開けれるようになっているタイプは自分で交換可能です。
そうでない場合は、開けてはいけない物と
考えておきましょう。
ボタン電池を平べったくしたような、リチウム電池が入っているので
それを新しいものに交換します。
TUSAのIQ-850 「DC SAPIENCE」などは
≪CR2032≫の電池を入れ替えればOKです。
筆者はこのタイプだけは自分で交換しています。
その他の機種は説明書やメーカーに確認をして下さい。
電池代だけですので、1個数百円と
とても安上がりです。
ただ自分で責任を持ってやる以上、水没などのリスクは
考えておく必要があります。
電池交換(バッテリー交換)はどういう風に行われている?
なぜ自分でも出来るものもあれば、業者にいらいしないといけない物が多いのでしょうか?
1、部品交換
それは電池を交換する際に、ダイブコンの開けますが
その際に、水の浸水を防ぐための、Oリングなどの交換部品が
必要になります。
電池とOリングやその周辺のパーツを新しくする必要がある為
交換パーツを所持できる業者任せになります。
2、耐水圧検査
もう一つは、耐水圧検査です。
電池交換の作業終了後に、浸水がないかの確認と
実際に海に潜る時の水圧と同じように、圧力をかけても
水没しないかの検査をしています。
電池交換に出した後や、新品で納品した時から
1本のログ記録があります。
これは耐水圧検査にかけた時の記録として残している物です。
ログ記録に60m位に10分前後の記録が入っていると思います。
記録が残っている場合は、ログモードで確認して見て下さい。
この耐水圧検査とパーツ自体が、個人では手に入らない為
メーカーや業者に出さないといけない場合が多いのです。