シュノーケリングってどうやるの?
シュノーケリングは海の中を気軽に覗ける素晴らしいマリンレジャーです。
3点セットと言われる、マスク・シュノーケル・フィン(足ヒレ)
この3つを使う事で、水面に浮かびながら
楽に呼吸をつづける事が出来
かつ海の中の世界を存分に楽しむ事が出来ます。
極論を言えば、海の中を見るだけなら水中メガネだけでも可能ですが
シュノーケリング用のマスクを着ける事で
少しくらい水が入っても問題なく泳ぎ続ける事が出来ますし
また泳ぎながらでも、中に入った水を抜く事が出来ます。
次にスノーケル(シュノーケル)を使う事で
水中を見ながら、普通に呼吸を続ける事が出来ます。
競泳の様に、息継ぎのたびに顔を水面にあげる必要がありません。
これがどれだけ楽かはやってみないと想像つきにくいかも知れません。
ここではシュノーケリングで使う基本器材の
使い方や注意点について説明していきます。
マスクとスノーケルを使うに当たっての注意点
シュノーケリングを安全に行う為に
注意点として是非知っておいてほしい事があります。
正しい使用方法で、安全なシュノーケリングを
楽しんでいきましょう。
マスクの使用における注意点
マスクは装着する時に、鼻まで綺麗に入れてあげます。
鼻がつぶれてしまってたり、きれいに入っていないと
中に水が入ってきたり、鼻が当たってる所が痛くなったりします。
そして髪の毛が中に入らないようにしましょう。
髪の毛が入ると、その隙間からマスクの中に水が入って来ます。
ストラップを後頭部に通す時に、ストラップが耳のすぐ上側を通るようにします。
そして後頭部の部分は、少し出っ張った所にストラップが通るようにしてあげます。
マスクを着けた後は、呼吸を口だけでするようにしましょう。
鼻から呼吸をすると、マスクから空気が漏れ隙間が出来てずれたり
中に水が入ってきたりします。
マスクに水が入ってきた時の対処法
シュノーケリング中にマスクの中に水が入ってきた時の対処法は主に2つです。
・1つは顔を上げて、マスクの下の部分を手で浮かせて
下から水を抜きます。
・2つめはマスクの上の部分をおさえて、鼻から息を吐き
鼻息で水を抜きます。
マスクを着けた状態で、鼻から息を吐くと
下の部分から空気が抜けていくのが分かります。
この空気と一緒に水がぬけていくようになります。
上手に水を抜く為のテクニックとして
マスクの上の部分をおさえてあげて
少し顔を上にあげてから、鼻息で水を抜いていくようにします。
そうすると水が残らずにきれいに抜けるようになります。
マスクの上の部分を手で押さえるのは
下からだけ空気が抜けていくようにする為で
顔を上に上げてあげるのは、マスクの中の水が
残らずに全部抜けていくようにするためです。
スノーケルの使用における注意点
スノーケルは左に装着します。
左目の隣に来るように確認してあげましょう。
物によりますが、スノーケル自体が縦や横に曲がっていて
左側に付ける事で、泳いだ時にスノーケルが水面に
出やすいように作られています。
真下を向かない!
シュノーケリング中は、真下を向かないようにします。
真下を向くと、スノーケル自体が全部水に浸かってしまい
水がどばっと入ってきてしまいます。
水を飲んでしまわないよう、下を向き過ぎないように
気を付けましょう。
スノーケルの中に水が入ってきた時の対処法
スノーケル内に水が入ってきた時は主に2つの方法を使います。
・1つは口から強く息を吐いて、スノーケルから水を排出する方法
・2つめは水面から顔をあげて、口からスノーケルを外して
手でひっくり返したりして、水を抜く方法
スノーケルは、パイプの部分は固いプラスチックで
口元に辺りは柔らかいシリコン素材で出来ている物が
ほとんどです。
手で曲げてひっくり返したりすれば、中の水は自然と抜けていきます。
どちらか安全だと思う方で行うようにします。
フィン(足ヒレ)の使用における注意点
フィン(足ヒレ)は、ほとんどの場合は左右対称で
靴の様に右足用・左足用などがありません。
表と裏だけ確認して履くようにします。
フィンはつま先側に伸びていますので
陸上で歩く時は、つんのめり転びそうになる場合があります。
陸上で歩く時は、無難に横歩きや後ろ歩きで
歩くようにしましょう。
また泳いでる状態から、立ち上がったり起き上がったりする場合は
先にうつ伏せで泳いでいる状態から、仰向けに体勢を変えます。
その後にゆっくり足を下におろし、立ちが上がるようにして下さい。
こうすると、フィンのつま先が気にならずに安全に立ち上がる事が出来ます!
泳ぐ時はゆっくり足を動かすだけで十分に進みます。
足がつった場合は、フィンのつま先を引っ張って
ふくらはぎの筋肉を伸ばしてあげるようにします。
足が着く所なら立ち上がってもいいですし
足が着かない所なら、仰向けで浮かんだ状態で
引っ張ってあげるようにしましょう。
次回もシュノーケリングに関して追加していきます。